【69話まとめ】アニメ「進撃の巨人」をわかりやすく解説【ネタバレ】ファイナルシーズン(#正論)

アニメ「進撃の巨人」69話をわかりやすく解説

アニメ「進撃の巨人-ファイナルシーズン-」のTV放送が始まりました!

(NHK総合にて12月6日(日)24時10分から放送開始)

進撃の巨人のアニメ化は2013年4月からスタートし、現在(2020年12月)までに第1期〜第3期が放送終了しています。

進撃の巨人(シーズン)話数放送日
第1期(Season 1)1話〜25話2013年4月〜9月
第2期(Season 2)26話〜37話2017年4月〜6月
第3期(Season 3)パート138話〜49話2018年7月〜10月
第3期(Season 3)パート250話〜59話2019年4月〜7月
第4期(The Final Season)60話〜2020年12月〜

第4期が現在放送中の「ファイナルシーズン!」

この記事では、【69話 #正論】の内容をわかりやすく解説していきます。

話は2年前になりますが、現在と行ったり来たりしています。エレンが変わっていく前と後がわかりやすい回です。

漫画(原作)は27巻収録

アニメ「進撃の巨人」69話:正論(あらすじ)

アニメ進撃の巨人69話
出典:https://shingeki.tv/final/story/#/episode/69

外の世界に味方はいなかった。だから、生き残るため、敵を滅ぼす。戦うしかなかった。それが正しい選択なのか。その是非を知る者はいない。

引用:進撃の巨人公式ホームページより

69話 正論

ハンジさん、エレンの「戦え」に疑問

ハンジさんエレン戦え

鏡に向かって「戦え」と自己暗示しているエレンを見て、ハンジさんが容赦なくツッこむ神シーンから始まりましたね。

(このシーンはレベリオ収容区から飛行船で帰ってきた後になります。)

エレン
エレン

(鏡に向かって)戦え 戦え

ハンジ
ハンジ

何してるの?
鏡に向かって話しかけてたの?

ねぇ、”戦え 戦え”って。
ねぇ、戦え 戦えって言ってたんだよね?

ハンジ
ハンジ

何と戦うの?戦え 戦えって2回言ったってことは、2回戦があるのかな?

黙ってちゃ分からないよ?普通はそんな一人でしゃべったりはしないと思うんだ。私は鏡に映る自分に話しかけたことがないからさ。

ハンジ
ハンジ

その髪型、カッコいいと思うよ、私は。

ちょっと乱れている感じなんか、頑張って無造作に見えるような努力が伝わってくるし…

エレン
エレン

何しに来たんですか!

厨二病心をズタズタにするような、諫山さんの遊び心が感じられるシーンでしたね。

単なるユーモアに見えますが、エレンが鏡に向かって言っているのは未来の継承者に向けて言っているようにも聞こえます。

エレン
エレン

ハンジさん、あなたに何ができるっていうんですか?
(怒りで巨人化しようとする)

ハンジ
ハンジ

うぐっ。

エレンのエッチ!いまだに反抗期かよ!バカ!若者!!

昔は一晩中ハンジさんの一方的な話を聞いてくれていたエレンですが、今では相手にしていません。

ハンジさんが息子の反抗期を手に負えないお母さんのように見えてきました。笑

ミカサはヒィズル国の主の末裔だった

ミカサはヒィズル国の希望

キヨミ・アズマビトという女性を覚えていますか?

ヴィリー演説の前夜祭で、着物にワインをこぼしたウドを救った夫人です。ヒィズル国の特使として、パラディ島へ介入するためにやってきました。

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国名概要
ヒィズル国
ヒィズル国
「将軍」と呼ばれる国家元首の下、独自の文化を築き上げてきた東洋の小国。優秀な技術者を多く輩出しており、最新兵器や航空機などの開発も盛んに行なっている。かつてはエルディア帝国とは同盟国であった。「将軍家」の家紋には三本の片刃の剣を模した図柄が用いられている。

パラディ島 唯一の友好国がヒィズル国です。

ヒィズル国は、仲介役であるジークの取り計らいに協力すると言っています。それは、地鳴らしでパラディ島を守るために必要な3つの過程です。

  1. 地鳴らしの実験的活用 ⇨ 世界に破壊力を見せつける
  2. ヒィズルの介入 ⇨ パラディ島の軍事力を世界水準まで上げる
  3. 始祖と王家の血を引く巨人両者の継続的な意地 ⇨ ヒストリアが犠牲になる

パラディ島が生き残るには、地鳴らしに頼るしかないのか?そして地鳴らしを発動するために、引き続き何世代にもわたり継承が繰り返されないといけないのか?

解決不可能の問題を未来に残していくことへ、ハンジは責任を感じています。

アズマビトは金の匂いに鋭い

キヨミ・アズマビト

ヒィズル国がパラディ島へ協力するに至った理由は、ミカサの存在だけではありません。

お金が大好きなアズマビトを動かしたのは、立体機動装置に使われている特殊な燃料「氷瀑石」です。いまだパラディ島以外では発掘されたことがない、未知の地下資源です。

つまり、パラディ島に介入し氷瀑石を用いた産業を始めることで、傾いた国家が返り咲くことを考えています。金銀財宝に近しい資源を放って置けないわけですね。

ミカサ
ミカサ

私はダシに使われただけでは…

ヒィズル国の希望だと言われていたミカサは、利用されただけでは?と悲しそうです。笑

アズマビト家がミカサを大事にしているのは事実です。

ただ、儲け話なしでの取引は成立しませんね。こいった拝金主義のリアルを描いてあるところも、進撃の巨人の面白さかと思います。

ヒストリア妊娠する

ヒストリア妊娠

急遽、ヒストリアが妊娠しました。

相手はヒストリアと同じ地で生まれた青年です。幼少期は構って欲しさにヒストリアに石を投げつけるような少年でしたが、大人になって過去の罪悪感から孤児院の手伝いをしていました。

おそらく誰かがヒストリアに対して妊娠したくなるような助言をしたのかと思われます。

憲兵団の計画はヒストリアに獣を継承させることだった

憲兵団ワインを飲む

憲兵団は調査兵団よりジークに対する疑いが強いです。

そこで、ジークをパラディ島へ連れてきたと同時に、巨人化させたヒストリアに食べさせればよかったと言っています。

自国を守るための案とはいえど、女王(ヒストリア)の身を全く気遣っていません。お酒が入って、つい本音が出ていますね。

ワインの描写が多いところも、意味深です。

マーレに潜入することになった調査兵団

2年前の調査兵団

ヒィズル国との交渉が失敗しました。

調査兵団は巨人の力を使わず済むように、ヒィズル国を介して世界と対話を求めました。しかしヒィズル国としては、氷瀑石の独占権や地鳴らしなしでは自国に危険が伴うのです。

世界と対話し共に平和の道を歩みたいのに耳を傾けてくれない。この現状にアルミンは落胆しています。

ハンジ
ハンジ

顔の見えない相手なんかを信用するわけにはいかないからね。だから会いに行こう。分からないものがあれば理解しに行けばいい。それが調査兵団だろ?

こういった経緯で調査兵団はマーレに拠点を設け、潜入することになりました。

エレンが暴走するに至った理由

エレン、ヒストリアを守る

2年前のエレンには昔の面影が残っていました。まだパラディ島が世界と共に平和の道を歩む方法があると思っていたからです。

しかし、エレンは徐々に変わっていきます。それは以下の理由が大きく関わっていると思われます。

  • 地鳴らしに頼るしかない
  • ヒストリアを犠牲にしたくない

エレンは地鳴らしの力に頼って、以前と同じ家畜のような暮らしを望んでいません。

そして、誰よりもヒストリアを犠牲にしたくないという思いが強いです。

第3期、ヒストリアは人類のためにエレンを食べて始祖の巨人を取り戻す使命を放棄してエレンを救いました。

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その時からずっと、エレンはヒストリアに対して特別な感情があるのではないかと思います。

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進撃の巨人ファイナル_ビジュアル2
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69話 正論

まとめ:エレンの真相が知りたい

エレン赤くなる

夕日のシーンは心が温かくなりましたね。

サシャ
サシャ

ハァ…よだきいなぁ もう

サシャが言った「よだきい」とは「面倒くさい」という意味で、大分の方言です。(作者の諫山さんは大分出身)

エレン
エレン

俺はお前らに(進撃の巨人を)継承させるつもりはない。お前らが大事だからだ。ほかの誰よりも。だから…長生きしてほしい。

顔が赤くなっているのは夕日だけではなさそうです。

マーレに潜入する前は、仲間を第一に考える昔のエレンのままでした。しかしマーレ潜入後、突然姿を消したエレンは仲間の信頼を失うことになりました

ジークはエレンに何を言ったのか?

エレンの考えている真実が気になりますね。

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