「黒棒(くろぼう)」とは、主に九州地方で作られてきた黒砂糖を使った焼き菓子の一つです。
私は九州生まれなので、幼少期から親しみのあるお菓子でした。
全国共通の有名なお菓子かと思っていたのですが、もしかすると九州以外の地方では馴染みのないお菓子かもしれません。
市販のお菓子としても広く流通されていますが、この記事では「ポエムタケモト」という老舗菓子店がつくっているちょっとリッチな黒棒を紹介したいと思います。
ポエムタケモトの「黒棒」とは?
このお菓子は、当店の創業者『大松』が明治27年に造り始めたものでございます。製法は、当時そのままの手造りで、原材料肥前産の無漂白の小麦粉【地粉】とミネラル豊富な黒砂糖と地玉子を使い、素材の持ち味を大切にしながら一つ一つ丹念に造りました。
誰でも一度は口にしたことのある懐かしい美味しさ・素朴な自然の風味をお楽しみいただければ幸いです。
明治からというと…かなり歴史のあるお菓子ですね!
独特の食感と黒砂糖の甘さがクセになります。
真空パックで保存されていますが、開けてみると12本に分かれています。
一塊に6本×2塊=12本って感じで、開封してからはそのまま食べられる状態です。
黒棒の中身はカラメル色のフワッとした生地になっています。
食感はちょっと乾いたパンのような感じで、噛めば噛むほど甘味がジュワッと出てきます。
ここの黒棒を食べたら、市販のじゃ物足りないかも!
- 原材料名
小麦粉(国産)、黒糖、卵、砂糖、油脂類(パーム油)/トレハロース、膨張剤、(一部に小麦・卵を含む)
カロリーは100gあたり345kcal。
一袋の容量が大体220gあったので、12本全部食べたら700kcalを摂取することになります。
結構高カロリーです!
一度食べたらクセになる黒棒ですが、
ポエムタケモトが販売している一袋の価格は、420円(税込)。
お手軽価格なので、お土産で配るのにいいですし、自宅用にもいいですね。
通販で購入するには「舞茸の里」という島原のオンライショップがあります。
他にもふるさと納税の返礼品としても、展開しているみたいです!
まとめ
普段あまり食べないお菓子だったので、久々に食べてみて素朴な味が美味しかったです。
とっても甘いので、苦めのお茶が合います。
あと黒糖ってミネラル豊富で、白砂糖にはない栄養素がいっぱいです。
比較的ヘルシーなお菓子として年配の方にもいいお土産になりそうです。