【一発合格】簿記2級を独学で合格した勉強方法やテキストを紹介!簿記3級合格者向け

簿記2級独学で一発合格

テキスト+Youtubeだけで簿記2級に合格することができました!

簿記2級は3級と比べると、出題範囲や難易度がグッと上がります。

3級の合格率は40〜50%と高めですが、2級は15〜30%まで下がります。
勉強時間も独学だと250〜350時間ほどかかると言われており、簿記3級の3倍以上は勉強しないと受からない資格です。

そんな簿記2級を一発合格した際に使用したテキストや、効率よく取得するコツを個人的に紹介したいと思います。

簿記2級を独学で一発合格した方法

以前、私は簿記3級を取得しました。
簿記2級を取得する前に、3級を取得しておくことをオススメします。

簿記2級は、通常4ヶ月〜6ヶ月くらい集中すれば取得できるのですが、私はマイペースに勉強したりしなかったりで、一年という期間をかけてしまいました。

こんなスローペースでもコツコツ続ければ取得できますので、使用したテキストなど参考にしてください。

①工業簿記2級のテキストを読み込む

私が使用したテキストは、たぬきのような猫が解説してくれる「スッキリわかる」シリーズです。

簿記2級は「商業簿記」に加えて「工業簿記」が入ってきます。
商業簿記は3級の発展編みたいな感じで、難易度がかなり上がります。

ですので、先に工業簿記を取り組んだのが個人的に良かったです。
工業簿記も決して簡単ではないのですが、商業簿記に比べるとボリュームが少ないのです。

「仕掛品」や「製造間接費」など慣れない勘定科目が出てきますが、コツを掴めば工業簿記は高得点が狙えます。

②商業簿記2級のテキストを読み込む

工業簿記と同じシリーズの商業簿記版です。

内容にボリュームがあるので、一周するまでが正直しんどいと思います。
ただ反復することで、理解できなかったところが理解できるようになります。

一周してみたら、テキストにある基礎問題を解いてみましょう。
わからなくても問題を解くことで、理解していきます。

③ふくしま まさゆきさんのYoutubeを1〜2周する

簿記を勉強している人で知らない人はいないのでは?
というくらい知名度が増している「ふくしま まさゆき」さん。

この方はYoutube以外にもテキストなどを出版されていますが、個人的にはYoutubeのみを資格の勉強に参考にさせていただきました。

そのくらい、この方は動画の解説が上手です。
商業簿記(連結会計抜き)と工業簿記は全て無料で見ることができます。
本当にありがたいですよね。

正直に、有料級の価値があります。

テキストだけじゃわからないところも、この方の動画解説のおかげで理解することができました。

商業簿記35本/工業簿記35本/連結会計10本という、合計80本の動画になります。これだけでも、簿記2級の範囲の広さがわかりますね。

④応用問題集を解きまくる

工業簿記と商業簿記のテキストとYoutubeを終えたら、応用問題集に取り組みます。

応用問題集には早めに手をつけた方がいいです。
というのも、テキストの基礎問題集とは難易度が全く違うからです。

私は予想問題集も「スッキリうかる」シリーズを購入しましたが、この問題集はとてもいいです!

  • 難易度が高い
  • 計14回の問題集が解ける
  • ネット模擬試験があって、ネット試験の感覚がわかる

この問題集、難易度が高かったです。
おかげで模擬試験で70点行かなかったのに、本番試験で合格することができました。笑

この問題集で70点以上取れる人は高確率で簿記2級に合格できると思います。

ネットの模擬試験も解けるので、事前に感覚をつかめて良かったです。

効率よく簿記2級を合格したい人へ

簿記2級を取得してみて、効率よく合格する方法を挙げてみました。

仕分け問題を満点とる

商業簿記と工業簿記と、最初に仕分けの問題が必ず出題されます。
この仕分け問題は配点が大きいので、優先的に解けるようにしてください。

仕分けを制すれば、高得点が狙えます!

連結会計は思いきって捨てる

2017年から、簿記1級の出題範囲だった「連結会計」が2級の範囲になりました。
この連結会計がなかなか手強いのです。

簿記2級に合格することを優先したい方は、思いきって連結会計を捨てた方が少ない勉強時間で合格できます。

実は、私も連結会計を捨てました。
試験では不運なことに連結会計が出題されたのですが、他でしっかりと点数を取ることができたので、無事合格しました。

このように、連結会計より他の範囲を手厚く勉強することで、効率よく簿記2級を取得できます。

応用問題集をできるだけ早めに解く

簿記2級はとにかく出題範囲が広いです。
テキストは少なくとも2周しないと覚えられないです。

私はテキストの読み込みに時間をかけすぎて、応用問題に取り組むのが遅くなりました。

しっかり理解してから問題を解きたいと思っていましたが、解けなくても応用問題に飛び込んでみた方が効率が良かったと後悔しています。

それくらい予想問題集を解きまくることが大事です。

ネット試験を受ける

簿記は年に3回筆記試験が行われますが、筆記試験だと合格発表までに時間を要します。

試験を受けた後、合格してるかどうかは2週間ほど待たないとわからないのです。

ネット試験だと、試験を終えたと同時に結果がわかります。
しかもネット試験は、自分で日程を指定して何度も受けることができます。

効率よく自分のペースで受けるには、ネット試験一択です!

日商簿記 ネット試験はこちら

まとめ

以上、簿記2級に合格した一連の流れでした。

私は簿記3級を取得したときに「簿記2級も取ろう」と思っていました。

自主的に取ったので、取得を決めてから1年かかってしまいましたが、マイペースにコツコツ取り組み無事合格しました。

一気に取るのが効率的ですが、私のように時間がかかってもちゃんと受かりました。

簿記2級はコツコツ勉強すれば誰でも受かる資格だと思いますので、諦めずに頑張りましょう!