- テストのスコアは高いけど英語を話せない人
- テストのスコアは高くないけど英語を話せる人
この違いはなんだろう?と思ったところ
英語が話せる人は「日常の会話で使う英語フレーズ」を効率よく学んでいます。
一度にたくさんの知識を詰め込むのではなく、自分が使いこなせる量の英語を学んでいるのです。
じゃあ、その英語フレーズって何なの?
例文を5つ紹介します。
日常の会話で使う英語フレーズ5選

I can’t help 〜 / 〜せざるをえない

I can’t help laughing at it.
それは笑うしかないね
Helpには「避ける」という意味があります。
よって「can’t help doing〜」は「〜するのを避けられない=どうしてもしてしまう」という表現に使われます。
※can’t helpの後ろには名詞または動名詞が続きます。
仕方がない
・I can’t help wondering why.
不思議でしょうがないです
・I can’t help thinking about past mistakes.
どうしても過去の過ちについて考えてしまうんです
I managed to 〜 / なんとか〜できた

I managed to finish the job.
なんとかその仕事をやりきった
大変な状況下で「なんとかできた」ことを表現するフレーズです。
なんとかできました
・I managed to be on time
なんとか間に合ったよ
・He managed to meet the deadline.
彼はなんとか締め切りに間に合わせたね
That’s how 〜 / そのように〜する

That’s how we first met.
そんなふうにして私たちは出会いました
相手に「方法」や「やり方」を伝える際に使えるフレーズです。
そういうふうに私は感じます
・That’s how this song was born.
そんなふうにしてこの曲ができたんです
・That’s how things really are.
現実ってそんなもんよ
It would be better if 〜 / 〜した方がいいです

It would be better if you tried.
やってみた方がいいですよ
「〜した方がいい」という主張や助言を、間接的で柔らかく伝えることができるフレーズです。
※ifの後ろには〈主語+動詞の過去形〉がきます。
地下鉄を使った方がいいですよ
・It would be better if you talked less.
口数を減らした方がいいですよ
・It would be better if you spoke more frankly.
もっと率直に話した方がいいんじゃないかな
It depends 〜 / それは〜による

It depends on the situation.
それは状況によります
〈It depends on+名詞〉で「それは〜次第です」のように、物事を大きく左右することを伝える表現です。
それは全てあなた次第ですよ
・It depends on how much the price is
それは値段がいくらかで決まります
日常の英会話フレーズが身に付く本
日常で使う英語フレーズってどこで学べるの?このような方におすすめの本が「基本の78パターンで英会話フレーズ800」です。
以下は、この本をおすすめする理由です。
- 本当に日常の会話で使う英語フレーズが学べる
- ギャグ付きのイラストで飽きにくい
- よく使う慣用表現も載っている
※Amazonプライム会員は0円で読むことができます。
ギャグ付きのイラスト

上記画像のように、ギャグの入ったイラストで飽きずに学ぶことができます。
イラストがあるとイメージしやすいので、覚えやすいですね。
使える慣用表現
慣用表現 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
be in trouble | 困っている | I’m in deep trouble すごく困ってる |
complain about 〜 | 〜について不満を言う | My wife would complain about my low salary 妻は俺の安月給に不満たらたらだったなぁ |
get a bite | 軽く食べる | Do you wanna get a bite? 何か食べたい? |
in two minds | 迷っている | I’m in two minds about marrying her 彼女と結婚するのにはまだ迷っているんだ |
push oneself | 無理をする | You don’t need to push yourself 無理する必要はないからね |
このような、痒いところに手が届く慣用表現が46個載っています。
英語は使いこなせるまで学ぶこと
英語を話せるようになるには、「自分が使いこなせるまで」学ぶことが大事です。

この英語フレーズ知ってる〜超簡単じゃん

ちょっと待って。その英語フレーズを使って会話できてる?
ここが重要で「英語フレーズを知っているだけで、使えなければ話せない」です。
一度覚えた英語フレーズは「自分が使いこなせるまで」音読して、頭に叩き込みましょう。
まとめ:中学校で学んだ英語で話すことはできる

以上、日常の会話で使う英語フレーズの紹介でした。
英語を勉強する目的は人によって様々です。この記事では「英語を話す」ことを目的とした内容で書かせてもらいました。
英語を話す人は、会話で頻繁に使う英語フレーズをたくさん知っています。実は、難しい動詞をたくさん覚えずとも、中学で学んだ英単語数で話せます。
英語を話すには、完璧に話そうとしないことが近道です。

まずは英語フレーズを覚えて、英会話で実践してみよう