普段何気なくウェブで情報収集している人が多いかと思いますが、あなたの行動が追跡されていることを知っていますか?

何で追跡するの?
なぜ追跡するかというと、主にWeb広告のマーケティング解析に使われているからです。

ちょっと気持ち悪いんだけど、大丈夫?安全?
ユーザーの追跡は気持ち悪いだけでなく、便利な役割でもあります。
例えば一度アクセスしたサイトのログイン情報を保存してくれたり、ショッピングサイトのカートの中身を記録してくれたりと、手間を省いてくれます。
しかし、過度な追跡は犯罪者にとっては好適なターゲットになります

やっぱりヤバいじゃん!
ということで
この記事ではMacユーザーが使う「Safari」で、ウェブ閲覧履歴を追跡されない方法を紹介したいと思います。
Safariでウェブ閲覧履歴を追跡されない方法

トラッキングという言葉を聞いたことがありませんか?
冒頭に説明した「ユーザーのWeb閲覧履歴の追跡」がトラッキングです。
そもそも、トラッキングされると
- ユーザーがどこからサイトを訪ねたか(検索エンジン/SNS/広告など)
- サイト内でどのような動きをしたか
- ユーザーが利用しているデバイスやブラウザ
このような情報がわかります。
これらの情報を使って、サイトの運営者(企業)はマーケティング解析をしているのです。

だから閲覧履歴に基づいた広告が表示されるのか。
このトラッキングを防ぐ方法は、こちら。


こちらのチェックですが、iOS 11以降ではオン(有効)になっている場合があります。
もし、こちらにチェックが入っていない場合は、個人情報を保護するためにも入れておいた方がいいですよ。
- ホーム画面から「設定」を選択
- 「Safari」を選択
- 「サイト越えトラッキングを防ぐ」が白色(無効)の場合は緑色(有効)にする
(※サイト越えトラッキングをオンにしても、Cookieをブロックしない限り一度アクセスしたログイン情報はWebに残ります。)
次はCookieです!
Cookieという言葉を聞いたことがありませんか?
こちらもトラッキングと同じ、Web上のストーカーです(笑)
Cookieが有効だと
- ログインの手間を省いてくれる
- ショッピングカートの中身を記録してくれる
- 現在地に関連するコンテンツを表示してくれる
このようなメリットがあります。

便利そうだけど、Cookieは有効にしておいて大丈夫?
Cookieは基本的に無害です。
Cookieはユーザーとサーバー間の通信を簡単にするためのプロトコルにすぎないので、あなたの情報を不正に盗まれる危険はありません。

じゃあどういう時にCookieをブロックするといいの?
Cookieを有効にする上で気を付けることは、別のユーザーにアカウントを乗っ取られないことです。
- ネットカフェなど不特定多数の人が使うPC
- 会社や他人のPC
↑このように、自分が所有しないPCを使用する場合は、最後にCookieを削除しておきましょう。
ログイン情報が残っていると、第三者に不正利用される可能性がありますからね。



これで、今までPCの中に保存されていた情報が削除されます。
こちらにチェックをつけたままだと、毎回ログイン画面でIDとパスワードを入れる作業が必要になってきます。
全部ではなく、一部のWebサイトで保存されている情報のみ削除することもできます。


今までアクセスしたWeb一覧が出てくるので、この中から消したいWebを選択しましょう。たくさん溜まっているはずです。
WebサイトごとにCookieを削除する方法は以上です!
「普段はCookieをオンにしていて構わないけど、この検索だけはCookieをオフにしたい。」
このように、ちょっとした調べものをする上でトラッキングを防ぎたい人は「プライベートウィンドウ」を使えばOKです。

Safariのメニューから「ファイル」→「新規プライベートウィンドウ」を選択します。
プライベートウィンドウにはトラッキングを中止する機能が搭載されているため、履歴やCookieをSafariに残さず閲覧することができます。
まとめ
以上、Safariで閲覧履歴のトラッキングされない方法を紹介しました!
おすすめとしては
- サイト越えトラッキングを防ぐをオン
- CookieはオンのままでOK
- 不特定多数が使うPCではCookieの履歴を削除しておく
この設定です。
トラッキングは一部の人にメリットはあっても、ユーザーにとっては個人情報が漏れて嫌なこともありますよね。

この機能を知っておくと、個人情報を守ることにもつながるよ!