CITY POP(シティ・ポップ)という音楽ジャンルを聞いたことがありますか?
今では「懐メロ」とも言われるであろう昔のJ-POP音楽が、なんと、世界では人気の音楽ジャンルとして注目を浴びているのです。

竹内まりやの「プラスティック・ラブ」知ってる?

え!なんでイギリス人が昔のJ-POPを知ってるの?

この曲はシティ・ポップの中でも一番有名だよ
竹内まりあの「プラスティック・ラブ」は有名すぎて、海外の歌い手さんが英語でカバーしているほどです。(動画はこちら)
シティポップは原曲が人気なのもあれば、DJ等にデジタルリマスターされ、現代風にアレンジされて人気になる曲もあります。
どんな風にアレンジされているのか?
他にも人気のシティポップを見ていきましょう!
- アーティスト:杏里
- アルバム:Timely!!
- リリース:1983年
この曲は杏里の14枚目のシングル「悲しみが止まらない」のB面曲です。
Remember summer days
二度ともどらないの
思い出も 今 波が洗い流すわ
Oh I love you
忘れられないけど 冬になったら
別の恋をするわ
忘れられない夏の恋ですね!
この曲はDJのNight Tempoによってリマスタリングされています。
- アーティスト:中原めいこ
- アルバム:鏡の中のアクトレス
- リリース:1988年
この曲は当時「住友VISAカード」のCM曲として流れていました。
波音で目覚めたら 熱いコーヒー
クロワッサンとパイン まばゆい青さに
椰子の影が揺れてる
Oh! I’m in the sunshine
風に乗るカリプソ 今日は何をしよう
気ままな時間と 秘密の宝島
深く息を吸って 自分に戻る
Island・・・・・・
まさにパラダイスアイランド!
島へ遠出したくなるような歌詞ですね。
- アーティスト:高橋玲子
- アルバム:TOKYO 1980s Victor Edition (The Alternate Mix) Boogie, Funk & Modern Soul from Japan ~Non Stop Mix ver.~
- リリース:2018年
絶対に知ることのない昔のJ-POPが、シティ・ポップの普及によって若者にも認知されるから流行ってすごい!!
サンセットロードは1980年代の東京バブリーな曲を集めたアルバム「TOKYO 1980s」に収録されています。
- アーティスト:大貫妙子(おおぬき たえこ)
- アルバム:DRAWING
- リリース:1992年
大貫妙子さんは1971年から活動するシンガーソングライターで、これまで数々の代表曲(主題曲・CMソングなど)を出してきていますが、この「素直になりたい」はそこまで有名な曲ではなかったようです。
DJは目の付け所が違うな!
突然聞かされたのよ
あなたの結婚を
顔で笑いながら
心の中では 涙であふれていた
素直になれずに実らなかった恋の歌です。
ストレートな歌詞は心にグッときますよね。80-90年代の曲はこういった歌詞が多いから素敵です!
80年代に限らず、2010年以降もシティ・ポップ風の曲があります!
この曲はORESAMAによるアニメ「オオカミ少女と黒王子」のテーマ曲です。
ORESAMAは音楽のテイストだけでなく、PVの映像や世界観がめちゃくちゃシティ・ポップ好きにヒットしるんですよ!
他にも「魔法陣グルグル」のテーマ曲にもなっています↑
現代風のシティ・ポップというか、アイドルというか。
わかりますかね、なんていうか。
Weeb(アニメ好き外国人)の心を掴む感じ!!笑
シティ・ポップもWeebが好きなテイストが入っている。だから海外ウケがいいんですよね。
ちなみに筆者が一番好きな曲はこちらの「乙女シック」です↑
(ちょいと自己主張させてもらうよっ)
この曲は音楽はもちろん、映像のセンスが半端なく良いんですよね。シーンの切り替えとか、見せ方とか、本当にかっこいい!
この80sチックなイラストはutomaruさんが描いています。
視覚からもシティ・ポップのような世界観が伝わりますよね。
シティポップが海外で人気になるなんて、80〜90年代はとても魅力的に写る時代だったのでしょうね。
私たちも知らない歌が海外で知られているって面白いことです!!
音楽を聴くと、当時生きていないのに見えてくる独特な世界に入り込めるので、良い気分転換になります(^^)
それではこの辺で!